震災復旧にも特殊高所技術

熊本地震で被災した橋梁の調査にも、「特殊高所技術」を活用していただきました。

道路構造物ジャーナルNETの、九州地方整備局熊本河川国道事務所長へのインタビュー記事です。

特殊高所技術を活用
復旧事業推進組織も創設

 ――こうした損傷状況を把握するに当たっては、適切な足場を造ることも困難なため、特殊高所技術という特殊な技術を活用して点検に当たったと聞いています。
確かに足場を設置することは現実的ではありませんでしたので、主桁や橋脚、桑鶴大橋でいけば主塔にロープを使ってぶら下がり、移動をしながら損傷の有無並びに損傷の状態を近接目視で確認しました。

(道路構造物ジャーナルNET 国土交通省九州地方整備局 事務所長 森田 康夫 氏のインタビュー記事より引用)